2009年02月05日

背水の陣

年末休みに入った頃、はりきって買った本のひとつ、「項羽と劉邦」

背水の陣



高校のときの世界史の先生の、熱かったこと熱かったこと。
なかなか上手な字と、あの筆圧。
ときに眠気に耐えられず、ノートの端々に残る、数々のミミズ。



あれこれ懐かしくなり、
上・中・下の3冊を大人買い。




しかし、大人買いの落とし穴。
先が長いと、ついつい後回し。


1月はパス。
2月に入り、いざ読み始めた。




背水の陣





劉邦軍(漢)の幕僚、韓信が、
兵法の常識破り、川をバックに布陣して、
逃げ場もなく追い込まれた状況から勝利を手にしたことから生まれた故事成語。



知らなかったぁ・・・。



いろいろ調べてみると、


「背水の陣内閣」


というのがあった。

福田内閣のキャッチフレーズらしい。


・・・どこか地味。
だから記憶になかった。




これは知ってる!

「聖域なき構造改革」




劉邦も最終的には勝つらしいが、
(まだ読み終わっていないので・・・)


負けっぱなし、戦場から逃げ去るような弱さがあっても、

その求心力というか、カリスマ性というか、

愛される人はたくさんの人に助けられて、

力を得て、

うまいことまとめ上げていくんでしょう。




なるほどねぇ。

感心のあまり、言葉ナシ。





項羽と劉邦、読破しなければ!


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Posted by ナカニシアサミ at 20:04│Comments(6)文事
この記事へのコメント
中国歴史フェチの私が来ましたよ☆
四面楚歌とかもありますよね。
負け続けても最後に勝てばいいんですよね…。
劉邦のあまりの出来なさにはびっくりでした。
三国志貸しますよ。
Posted by b at 2009年02月07日 13:21
例の10回読んだってヤツですね(笑)
三国志が気になっていたにもかかわらず、
そのあまりの話題性に対するささやかな抵抗として、
この本のチョイスでした。
読み終わったら、ぜひ貸してください☆
Posted by ナカニシアサミ at 2009年02月07日 13:45
はじめて投稿します。
私もこれ読みました。
おもしろくて一気によんだ記憶があります。
それと司馬さんの表現がとても絶妙で、こんな風に自在に表現できたら良いなと何度も思いましたね。
今後も期待しています。
Posted by asa at 2009年02月13日 06:39
asaさん、コメントありがとうございます。
今朝の通勤時に、いよいよ佳境に差し掛かりました。
四面楚歌のあたりです。
最後まで読み切りたい!!!が、しかし仕事が・・・。

今日は早く帰って読みたいです(笑)
asaさんの、オススメ本もぜひ教えてください。
Posted by ナカニシアサミナカニシアサミ at 2009年02月13日 10:42
初めて投稿します。
今日は内覧会でお世話になりました。最近見た中では一番好きな家でした。
帰路は渋滞もなくスムーズでした。太宰府方面は相変わらず混んでましたが・・・。
妻がこのブログを発見して以来、毎日のようにチェックしてます。
次回の更新を首をなが~くして待ってますね。
今日もお話ししましたが、『竜馬がゆく』(全8巻)はお勧めです。是非読んでみて下さい。
私は明日から『翔ぶが如く』を読み始めます。全10巻ありますが、読み始めると案外早いものです。寝る間を惜しんで読んでしまいます。
では金曜日の我が家の点検の際に、また色々お話ししましょう。
Posted by 白の家(夫) at 2009年02月15日 22:14
→白の家(夫)さん
今日は久しぶりにお会いできて、またいろいろお話もできて、本当に楽しかったですね。
ベビーちゃんもどんどん大きくなって、なんだか嬉しくなります。
今は歴史モノとは違うジャンルに着手しています。それはまた、ブログアップします!
翔ぶが如くも気になっていました。また感想をお聞かせくださいね。
Posted by ナカニシアサミ at 2009年02月16日 00:10
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